お寺のデータ
- 所在地
- 奈良県大和郡山市矢田町3549
- アクセス
- 近鉄橿原線「近鉄郡山駅」バス矢田寺前行き終点下車5分
- 宗派
- 古儀真言宗
- 山号
- 矢田山
- 創建
- 天武天皇の勅願により智通僧正が開基
- 本尊
- 地蔵菩薩立像
- 線香
- 佛現紫雲香
- 初訪問日
- '95,6
- 公式サイト
- http://www.yatadera.or.jp/
- 備考
- 大和十三佛第5番霊場
境内自由(但し、あじさいの季節は入山料400円)
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正門
”あじさいの寺”として有名。
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石段
少し長めの石段を登る。
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見送り地蔵
石段を登り切ると左手上方にお地蔵様が見えてくる。満米上人が4人の仏師(春日の4社明神)に助けられて地蔵菩薩を刻んだ後、春日の方へ飛んで帰って行った仏師たちを見送ったのがこの地蔵様になったそうだ。(お寺へ行くと、ボランティアガイドの方がこれらの話を語ってくださる。公式サイト参考。)
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見送り地蔵
石段を下りてくると、ちょうど背を向けて立っている形になる。矢田寺のお地蔵様は、殆どが右手の親指と人差し指で丸を作る形の印を結んだ「矢田式地蔵」という独特の形。普通の地蔵菩薩は右手には錫杖を持っている。
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これは何だろう?
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本堂へ続く道
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大門坊
正門を入ると茶室の次にあるのが、この大門坊。
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手水
あじさいが周りに並べられていてとてもお洒落♪
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大門坊(千体地蔵堂)
中には千体以上のお地蔵様が安置されている。
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聖天尊
大聖歓喜天が祀られている。
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念仏院
ツツジがきれいだった。ここでお守りなどを売っている。
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念仏院
の右側の建物。
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本堂前
両側があじさい園になっている。
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あじさい
約60種、8000株のあじさいが境内を彩っている。
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お地蔵様
矢田寺は地蔵信仰で有名なお寺。 絹本著色矢田地蔵縁起(国重文)には、閻魔大王のもとに菩薩戎を捧げに行った満米上人がご覧になったという 地蔵菩薩の姿が描かれている。 この縁起をもとに、毎年4月の第3日曜日には菩薩や鬼の面をつけて境内を練り歩く『練り供養』が行われている。
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『味噌なめ地蔵』
味噌を作ったときは、このお地蔵様の口元にその味噌を塗ると味が良くなると言われている。公式サイト参照。
それにしても「味噌なめ地蔵」とは変わっている。前掛けをしているので見えにくいけれど、これも矢田式地蔵。 -

甘茶(あじさい)
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沙羅
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あじさい園
あじさいで人が埋まってしまうくらいに沢山ある。満開ともなると壮観だ。
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色とりどりのあじさいが咲きそろい、とてもきれいだ。(2010年6月中旬撮影)
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鐘楼
梵鐘は1246(寛元4)年鋳造(県指定文化財)。
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鐘楼(正面)
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春日神社(重文)
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本堂
ご本尊様は地蔵菩薩。これも勿論「矢田式地蔵」。両脇持は十一面観音と吉祥天。ちょっと不思議な感じ・・・。中には阿弥陀如来像や絹本著色矢田地蔵縁起(いずれも重文)もある。こちらの阿弥陀如来座像は裳懸座で来迎印。
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びんずる尊者
おっと、貴花田親方かと思った(^^;。 協会問題で苦労されているので少しお顔が曇り気味です。
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十三重塔
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北僧坊
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本堂前より
キョウチクトウも咲きそろっていた。6月上旬~中旬がベストシーズンだ。
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本堂前より
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手水舎
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弁財天とミズカンナ
ミズカンナという花を初めて見た。地味だけど面白い花だ。
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南僧坊
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南僧坊より本堂
門から覗き見る本堂がGood!
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本堂と庫裡
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閻魔堂
うわっ!となるくらい大きな閻魔様が・・・。
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四国八十八カ所巡り入口
裏山を利用して88カ所巡りの石仏が巡らされている。1周の所要時間は約1時間半。
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御影堂
あじさい広場にある。
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あじさい広場の阿弥陀如来
「あじさい広場」と書いてあったので、とりあえず、えっちら登ってみた。「あじさい」と「広場」はあった(^^;。
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北僧坊?
北僧坊の奥に当たるところにあった。説明書きのない建物が多い。
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東入口
大門坊の北側に細い道が延びている。ここを道なりに進むと、東明寺へと繋がっている。右手奥に見える電話ボックスのようなものは矢田寺の受付所。
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近畿自然歩道
東明寺へ続く道は近畿自然歩道になっていて道標もしっかり付いている。多少アップダウンはあるが、歩きやすくて景色の良い道だ。東明寺へは徒歩20分ほど(約1.5km)。

