関西のお寺巡り お寺のお線香の専門サイト

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2013年10月の投稿

河内三太子

投稿日:2013年10月18日

河内三太子とは、聖徳太子が建立したとされる3つのお寺のこと。
北から順に、「大聖勝軍寺」(下之太子)、「野中寺」(中之太子)、「叡福寺」(上之太子)だ

今回訪れたのは、「大聖勝軍寺(だいせいしょうぐんじ)」と「野中寺(やちゅうじ)」。

「大聖勝軍寺」は八尾にある高野山真言宗の寺院。
近鉄八尾駅から近鉄バスで「太子堂」へ。そこから徒歩5分ほど。
国道25号線に面した賑やかな場所にあるが、
あまり訪れる人もなくひっそりとしている
大聖勝軍寺本堂

ここから再びバスで藤井寺へ
かなり細いバス道を通る。
「藤井寺」でバスを乗り継ぎ「野々上」へ。
「野中寺」は以前にも一度訪れたことがあるお寺。
毎月18日は秘仏である弥勒菩薩像が公開される
畳の間でお寺の方の説明をお聞きしながら、間近で拝観できる。
野中寺仁王門

藤井寺に出たので、ついでに「葛井寺」にも立ち寄った
ここも以前訪れたことがあるが、
毎月18日はご本尊の「千手千眼観世音菩薩」が公開されるので
境内に市が立って賑わっていた
ここの千手さんは42手でなく、実際に1000本(1041本)の手がある貴重なもの。
お顔もなかなかハンサムなんです
葛井寺本堂

さて、河内三太子、残るは上之太子である「叡福寺」。
ここも実は以前訪れたことがあるのだが、
如何せんAPS時代だったものであまり良い写真がない
また近々訪れてみようと思う。

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独鈷山鏑射寺

投稿日:2013年10月4日

JR道場駅から山道を1.7km、鏑射寺は山の中のお寺だ。
ここも前回の天上寺と同様、明治6年に天誅組によって火を放たれて消失している
その後、廃寺となり、復興なったのは昭和41年なので、お堂はすべて新しい。

三重の塔も昭和48年の再建。
公式サイトでは「明治以来の最も優れたもの」と書かれているが、
そのとおり、「明治以来の」だった。
フォルムは悪くないが、何かが違う。
法隆寺の五重塔、興福寺の五重塔、三重塔などは間違いなく美しい
それは軒ぞりの美しさなのか、単に古いものだけが醸し出す何かなのか。

三重塔

三重塔

以前、成相寺(京都府)を訪れた際に、五重塔を見てがっかりした。
そのときは何も予備知識なしに見たのだが、明らかに「イケてなかった」。
後で、平成12年にT中工務店が建てたものだ、と知って、なるほどと思った。
技術って必ず進歩の方向にしか行かないものだろうか。

ともあれ、鏑射寺はかなり素敵なお寺だった。
拝観料は取らず、本堂、護摩堂などは自由に拝観可能
どのお堂もお焼香の残り香が何ともいえない香りを醸し出していた

本堂

本堂

お線香置いてあったらもっと嬉しかったな。

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