お寺のデータ
- 所在地
- 奈良県北葛城郡當麻町当麻1263
- アクセス
- 近鉄南大阪線「当麻寺」駅下車徒歩10分
- 宗派
- 高野山真言宗・浄土宗(奥の院)の二宗兼宗(曼荼羅堂以外の法会は真言宗のみ)
- 山号
- 二上山
- 創建
- 612(推古天皇20)年、当麻皇子(聖徳太子の弟の麻呂子)
- 本尊
- 当麻曼陀羅図
飛鳥時代、623(推古31)年、司馬鞍首止利(止利仏師)作 - 線香
- 双塔、好文木、蓮華(本堂)、甘茶香(中之坊)、沈香 曼荼羅香(奥の院)
- 初訪問日
- 1996年11月23日
- 公式サイト
- http://www.taimadera.org/(中之坊)、http://www.taimadera.or.jp/(奥の院)
- 備考
- 新西国三十三カ所第11番札所(中之坊)、関西花の寺第21番霊場(西南院)、
大和十三仏第6番霊場(中之坊)
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近鉄「当麻寺」駅までまっすぐに続く参道。
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仁王門(東大門)
ここで下馬してください。
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梵鐘(白鳳時代、国宝)
日本最古の梵鐘だそうだ。
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本堂(曼荼羅堂)(天平時代、国宝)
本堂、金堂、講堂の共通拝観券は500円。
本尊は文亀曼荼羅(室町時代、重文)。中将姫が蓮糸で織ったと伝えられる曼荼羅を文亀年間(室町時代)に転写したもので、観無量寿経に説かれている西方浄土が描かれている。厨子と須弥壇も国宝。
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びんずる尊者
本堂脇にいるびんずる様。流石に膝はツルツルだ。
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金堂(鎌倉時代、重文)
ご本尊は弥勒佛(白鳳時代、国宝)。螺髪がかなり脱落しているが弥勒如来らしい。塑像としてはかなり大きなもの。他に、四天王(いずれも重文)と不動明王が祀られている。
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講堂(鎌倉時代、重文)
本尊は阿弥陀如来(藤原時代、重文)。他に妙幢菩薩、阿弥陀如来、地蔵菩薩、千手観音(いずれも重文)、不動明王、多聞天が祀られている。
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中将姫
本堂右手におられました。池の真ん中で寂しそう。
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石灯籠(重文)
日本最古らしい。松香石で作られている。
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大師堂
奥の院の手前を右手に入ったところに建っている。中には等身大の弘法大師様(秘仏)がおられる。2010年の平城遷都1300年祭の折、創建以来初めて4日間だけ内陣が公開された。
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中に小さな弘法大師様が祀られていました。
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鐘楼
太子堂の一角にある。
中之坊
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中之坊入口
拝観料500円。
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本堂(中将姫剃髪堂)(桃山時代)
本尊は十一面観世音菩薩(「導き観音」)。
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書院(桃山~江戸初期、重文)
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役行者加持水の井戸
役行者が秘薬「陀羅尼助」を精製した際、水を清めて用いた井戸。
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茶筌塚
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髪塚
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中将姫誓いの石
中将姫の仏道を志す強い信念によって足跡が付いたという石。
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庭園(香藕(こうぐう)園)(桃山時代(名勝・史跡))
大和三名園(他に竹林院、慈光院)の1つ。池泉回遊式兼鑑賞式庭園。
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丸窓席(茶室)
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庭園
庭園の池は「心」の字を模したもので「心字池」と呼ばれる。
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写佛道場の絵天井(登録有形文化財)
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霊宝館
中之坊からしか入れません。
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中之坊東門
西南院
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西南院入口
シャクナゲ、ボタンで有名な花の寺。
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中門
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本堂
本尊は十一面観世音菩薩(弘仁時代、重文)。他に、聖観音菩薩(弘仁時代、重文)、千手観音菩薩(藤原時代、重文)が祀られている。
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庭園と西塔
池に三重塔が映り美しい。
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水琴窟
庭園には2つの水琴窟がある。
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みはらし台より
みはらし台という一段高いところから庭園や伽藍が見渡せる。本堂方面を眺めたところ。
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みはらし台より西塔・東塔
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庭園(池泉回遊式庭園)
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脳天仏
「首から上の願いすべて成就す」…あの~、頭良くなりますか?
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西塔
奥の院
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奥の院入口
石光寺の方から歩いてくると、この北西の門へたどり着く。石光寺からは徒歩10分ほど。
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楼門(重文)
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楼門(重文)
奥の院の内側から見たところ。
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黒門
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鐘楼
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正面が奥の院本堂
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骨塚
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水子地蔵
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宝物館
奥の院、宝物館のセット券は500円。
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楼門と東塔、西塔
東塔、西塔共に天平時代の国宝。東西両塔が現存しているのは当麻寺だけだそうだ。
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庫裡
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正玄関
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大方丈(重文)
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本堂(重文)
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阿弥陀堂(正面)
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阿弥陀堂(左側)
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浄土庭園
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阿弥陀仏石像
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冬ボタン
浄土庭園のあちらこちらに冬ボタンが咲いている。
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石彫くりから龍
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十三重石塔
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サザンカ
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阿弥陀極楽浄土ってこんなところなのね。
その他(塔頭など)
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糸繰堂
奥の院の前にある。新しい建物のようだ。左隣はお洒落なトイレ。
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護念院
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護念院本堂
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納経所
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千佛院
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宗胤院
周辺施設
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当麻蹴速(けはや)の塚
日本初の天覧相撲で野見宿禰(のみのすくね)と戦って負けた(当時の相撲の負けは死を意味する)蹴速を偲んで建てられたそうだ。
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相撲館
相撲の開祖である蹴速にちなんでこの地に建てられた資料館。左隣は観光案内所になっている。(ちなみに向かいは交番)