お寺のデータ
- 所在地
- 葛城市染野387
- アクセス
- 近鉄南大阪線「二上神社口」駅から徒歩約15分
- 宗派
- 浄土宗
- 山号
- 慈雲山
- 創建
- 白鳳時代:伝・役小角(えんのおづぬ)、天智天皇勅願寺
- 本尊
- 石造弥勒座像(1991年旧金堂跡より発掘された秘仏)
- 線香
- 石光寺
- 初訪問日
- 1996年11月23日
- 公式サイト
- http://sekkouji.or.jp/
- 備考
- 関西花の寺25カ所第20番
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石光寺の前の道路
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東門
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阿弥陀堂(常行堂)
本尊は阿弥陀如来座像。
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弥勒堂(金堂跡)
本尊は弥勒石仏(白鳳時代)。「当麻曼荼羅縁起」に光る石を弥勒三尊に彫刻して寺を建立したとあり、平成3年の弥勒堂改築の際に発掘したところ、伝承通り松香石の弥勒石仏が出てきたという。
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染寺(石光寺)塔跡地
中将姫が蓮糸を染めたことから「染寺」の名がある。
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大心礎
3つの穴が円心状に段階的に深く掘られているという珍しいもの。
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聖観音と弥勒堂
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「染の井」と「糸掛け桜の古木」
中将姫が蓮から紡いだ糸を洗った井戸とその糸を乾かすために掛けた桜の木。掛けた糸が五色に染まったのでこれを使って一夜で織り上げたのが「当麻曼荼羅」。
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境内
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ボタン園
春ボタン、シャクヤク、寒ボタン、寒咲きアヤメなど花の寺だ。
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鐘楼
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サザンカ
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寒ボタン
冬ボタンと違って元々寒い時期に咲くボタンなので葉の出が少ないのが特徴らしい。
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十三重塔
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鐘楼
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想観の沙(すな)
手前が方形で「現世の私たちの世」を、奥は円形で「覚りの世界、仏」を表している。方形は安定しているようで崩れやすく角が欠けやすい私たちの姿。