お寺のデータ
- 所在地
- 奈良県高市郡明日香村大字飛鳥682
- アクセス
- 近鉄橿原神宮前駅より奈良交通バス岡寺行き飛鳥大佛前下車
- 宗派
- 真言宗豊山派
- 山号
- 鳥形山
- 創建
- 596年(推古4年)
- 本尊
- 丈六金銅釈迦如来座像(飛鳥大仏)
- 線香
- 香
- 初訪問日
- '94,9,11
- 公式サイト
- なし
- 備考
- 新西国三十三観音霊場第9番札所、聖徳太子御遺跡霊場第11番札所
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飛鳥寺
蘇我馬子が物部氏との戦いに勝利した記念に創建したと言われる日本初の本格的仏教寺院。
写真は西側から見たところ。現在は観光用に周りが整備されている。 -
入鹿の首塚
板葺の宮で蘇我入鹿等が中大兄皇子、藤原鎌足等に討たれた(乙巳の変)際、 その首が飛んできて落ちたのがここだったそうな。 この周りも今は道が付いていてどことなく小綺麗になっている。 後ろに見えるのは「甘樫の丘」。
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正門
東側の正門前は広い駐車場になっていて売店もある。赤米アイス(280円)がおすすめ。
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本堂
本尊の釈迦如来像(飛鳥大仏)は鞍作止利の作と言われている。 1196年(建久7年)の火災により伽藍が消失したが、如来像は黒こげになりながらも何とか全失を免れた。 現在の本堂は江戸時代(1825年)に再建されたもの。
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飛鳥大仏(釈迦如来座像)
飛鳥寺は実に懐の深いお寺だ。本堂内部も自由に写真撮影をさせてくれる。 仏像とは本来こうあるべきなのだと思う。
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仏舎利
飛鳥大仏の御前におかれていた仏舎利。
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金堂内にあった復元図。
昔は法隆寺の3倍の敷地だったそうだが、今では1/20になってしまっているらしい。
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金堂の礎石
復元図にあるように、元々は金堂が東と西と中央の3つあったそうだ。
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五重塔の礎石
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金堂と思惟殿
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鐘楼
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思惟殿
聖観音菩薩が祀ってある。
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西門
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西門あたりから甘樫の丘方面を望む
周りは見渡す限りの田んぼ。時が止まったみたいです。
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以前訪れたときは、お寺の周りには何もなくて特に整備もされていなかったので、 田んぼの中にポツンと忘れられたように建っていました。 その何ともいえない侘びしさが恋しくて数年後に再び訪れてみると、 周りはすっかり観光地化されてきれいに整備されていました。 大切なものを奪われたような気がして寂しい気持になりました。 あまり観光地化されていないところが奈良の良さなのだけれども、 観光客も呼ばないと維持自体が難しいのかな。 京都みたいにならないことを祈ってます。